こんにちは、おさちです。
20代の皆さんは、将来のお金について不安はありませんか?
少子高齢化が進むにつれて老後にもらえるお金が少なくなっていると言われています。
20代は新成人、新社会人、結婚する人、子供が生まれる予定の人など、ライフスタイルの変化が目まぐるしい時期ですよね。
そんなときに
老後の生活はどうなるんだろう・・
お給料が安くてお金がなかなか貯まらない・・
将来的に結婚、出産、育児では沢山お金がいるんだろうな・・
・・・と考えただけで、自分の将来が不安になってしまいます。
そこでこの記事では、20代の皆さんが素敵な将来像を描けるよう、お金の不安を解消するための方法をご紹介していきます。
目次
お金の不安を解消するための4つの方法
漠然とした「お金に対する不安」の原因を知る
それぞれ状況は異なるかと思いますが、皆さんは自分の将来のお金に対して「なんとなく」不安なんではないでしょうか?
まずはその「なんとなく」が具体的に何なのかを知ることが大切です。
・老後、年金で生活していけるか不安
・結婚資金や育児資金のやりくりができるか不安
・もし働けなくなった時、生活費はどうなるんだろうという不安
こういった風に、自分がお金について、どんな不安を抱えているかを整理してみると、原因と対策が見えてきます。
さらに、
将来のどの時点で、自分がどれくらいのお金が必要になるのか
今のままいくと、将来いくらお金が足りないのか
を具体的な数値で知ることで、漠然と不安だったものが、なんとなく明確に見えてくるようになります。
自分が何歳でいくら必要かといった具体的な数値を出すには、キャッシュフロー表を作ってみることをお勧めします。
キャッシュフロー表とは、現在から将来に向けての家計の変化を表にしたものです。このキャッシュフロー表を活用すると、自分の人生設計を立てつつ
・何年後にいくら必要なのか?
・どのくらい貯金をしておけば安心なのか?
・何にお金がかかるのか
が目に見えてわかるようになります。
FP協会が載せているキャッシュフロー表を参考に、私なりにアレンジしたものを作ったので、もしよければ参考につかってみてください。
私もこの表を使い、いつまでにいくら必要なのかを予想し、目標を設定しました!
目に見えて数字で確認できることで、どれくらい自分の理想に足りないのかを知ることができます。
そして、単に不安だった気持ちをこれからどうしていくかという方向に切り替えることができるのです。
20代のうちにお金の知識を身に付ける
生きていく上で、人生とお金は切っても切り離せない関係です。
お金の知識がないと、上手く貯金ができなかったり、払わなくて良いお金を払ってしまったり、もらえるはずのお金をらえなかったりと損をしてしまうこともあります。
- 無駄遣いをしてしまい、必要なものが買えなくなる
- お金に余裕がなくて、結婚や出産を躊躇してしまう
- 災害や事故の際に、保険に入ってなくてお金がもらえない
- 失業したときに雇用保険がもらえない
- 悪徳商法に騙されて、お金を払ってしまう
- 貯金が全くできない
- 年金が全然もらえなくて老後の生活に困る
- 確定申告をしなくて、返ってくるはずのお金をもらえなかった
例えば上記のような例があげられます。
しかし、お金の知識を学校などで教えてもらえる機会はなかなかありません。お金について知るためには、自分から知っていく必要があります。
お金の知識と一口にいっても、税金、投資、保険、社会保障、家計管理など様々な種類があります。
お恥ずかしい話、私も社会人になってしばらくは、社会保障(雇用保険、労災保険、年金、健康保険など)についてよくわかっておらず、給料日は給料明細の手取り額だけ見ていました。
ですが、お金について勉強してからは給与明細の全体をチェックするようになりました。「よくわからないけど、なんだかいっぱい給料からひかれていた」理由が分かったのです。
ここの仕組みと重要さを理解すると、転職の時にも役に立ちます。
社会保障の完備は国から義務付けられていますが、気になる会社がきちんと社会保険完備であるかを意識してチェックするようになるでしょうし、
もし不当な扱いを受けた時にも、その違和感に気が付くことができるでしょう。
失業してしまった時も、雇用保険の仕組みを理解しておけば、慌てずに対処し、失業給付を受け取ることができます。
このようにお金の知識があれば、不安要素やリスクを軽減させることができます。
さらには自分にとってプラスになる情報を入手しやすくなるのです。
20代から浪費を防いで節約を意識する
節約をするというのは、自分のやりたいことや欲しいものを我慢して無理矢理やりくりをする、という意味ではなく「浪費を防ぐ」という意味です。
例えば、電車で帰った方が安いところをわざわざタクシーを使ってしまうとか、必要もなく財布にある分だけお金を使ってしまうといったことです。
また、使っていないスマホのプランやクレジットカードの年会費、通っていないスポーツジムの月会費なども早々に辞めることで、大きな節約になります。
毎月使っているお金の中で、
無駄がないか、使わなくて良いお金を使っていないかを考える習慣をつけることが大切です。
また、日々の暮らしの中でちょっとした工夫をすることで、節約できることもあります。
例えば150円のペットボトルを毎日買うと、月に4,500円かかってきますが、家でお茶を沸かして水筒を持参する、といった工夫もできます。
このように、月々にかかっているお金を見直し、浪費を防ぎ、工夫できるところは工夫していくということが重要なのです。
お金を貯めて、増やす努力をする
「若いうちはお金なんて貯めなくて良い」という意見もありますが、私は若いうちからお金を貯める習慣はつけておいた方が良いと思います。
月に1000円でも良いので、毎月貯めるという習慣づけが重要です。
今までやってこなかったことをいきなりやるのは、人間だれしも難しいからです。
また、お金を貯めるだけでなく、その貯めたお金を「増やす」ことも必要です。
銀行にお金をあずけていても、近年は金利が低く、預けているだけではお金はふえません。
そのままの貯金ペースでは、将来のための資金が足りないと感じたら、少額からで良いので、投資にチャレンジするのも有効な手段です。
投資をすることで、経済状況や企業についても知ることができるので、お金の勉強にもなります。
また、あまりにもお給料が低く納得できないなら、転職を試みるのも一つの手です。
お金は寝かせておくたけでなく、増やすことも考えてみましょう。
20代からお金について考えることで、将来への不安は大きく軽減する
自分の人生設計・目標を考える良い機会になる
将来のお金について考える=自分の人生設計を立てる
といっても過言ではありません。
最初にご紹介したキャッシュフロー表などを使い数字で出すことで、よりイメージが湧きやすくなります。
キャッシュフロー表でなくても、ノートなどにざっと書き出すということはとても有効な方法です。
その際には、自分が何歳でいくら必要なのかで考えていくので
ライフプランを同時に立てる必要があるのです。
お金の計画を立てるということは、自分の理想の人生設計を立てることになるのです。
【参考】おさちオリジナル「ライフプランキャッシュフロー表」
お金の知識を得ることで人生はより豊かになる
もちろん、世の中にはお金で解決できない問題もありますが、お金があることで生活の質が向上したり、自己投資ができたり、選択肢が広がります。お金がないときよりも、お金があるときの方が、心に余裕も生まれます。
お金の話となると難しく感じて敬遠しがちですが、若いうちに自分の将来とお金のことを考えるのは、自分にとって大きな財産となります。
節約や投資などで増えたお金を自分の好きなことに使うこともできますし、自己投資や家族のために使うことができたらすごく嬉しいですよね。
お金に対する不安から、自分のやりたいことや可能性を潰してしまうのは、非常にもったいないことです。
20代の皆さんは、まだまだこれからチャンスと可能性を秘めています。
お金についての不安を、目標と希望に変えて、明るい未来予想図を描いていきましょう✨