こんにちは!おさちです。
求職活動中のみなさんは「わかものハローワーク」という存在を知っていますか?
私は、新卒で就職活動をしていた時には全く知らなかったのですが、社会人になって失業したときにその存在を初めて知りました。
「わかものハローワーク」は、通常のハローワークよりも、若者に特化した支援を行っているので20代~30代前半の方はぜひ知っておいた方が良い機関です!
それでは、わかものハローワークの説明と活用方法についてご紹介していきます。
目次
わかものハローワークとは!?普通のハローワークとの違い
わかものハローワークとは厚生労働省による、若者の就職をサポートするための機関です。
通称「わかハロ」と呼ばれています。
わかハロでは、正社員を目指す若者(おおむね45歳未満)を対象に就職支援を行っています。
年齢制限は地域によってバラつきがあるので、登録する前に一度お近くのわかハロホームページをチェックしてみてください(東京・大阪などは35歳未満)。
⇒わかものハローワークの所在地
では、わかハロと通常のハローワークとの違いは何でしょうか?以下、簡単にまとめてみました。
・担当者制によるマンツーマンでの個別支援がある
・就職プランの作成を作成してくれる
・無料のカウンセリングサービスがある
・就職後の定着支援(アフターフォロー)がある
通常のハローワークと大きく違う点は、個人に担当者がついて個別支援を行ってくれるところです。
職業相談から、履歴書・職務経歴書の作成・添削、面接のアドバイスなどをお願いすることができ、担当者の方に相談することができます。
また就職活動に必要な、若年層に向けて面接時のマナー講座や各種セミナーも開催されています。
一人ひとりに対してのサポートが手厚いのが、最も大きな特徴です。
わかものハローワークの登録方法&利用できるサービス
登録方法
まず、お近くのわかハロの窓口に直接行きます。ハローワークの利用が初めての人は、まず求職登録をしてハローワークカードを作ります。
ハローワークカードを持っていれば、全国どこのハローワークでも利用ができるので、作ったら大切に保管しておきましょう。
セミナー受講などの際には、ハローワークカードに記載の求職番号が必要となります。
そして、名前、住所、これまでの仕事の経験や今後の仕事の希望条件などを登録します。
利用できるサービス
職業紹介
- 全国のハローワーク求人に応募可能
- 応募以外にも求人票の見方・読み方など、様々な質問や相談もできる
職業相談
- 「どうやって就活すればいいかわからない」「とりあえず相談したい」といった漠然とした内容でも受け付けてくれる
- 求人の探し方や求人票の見方、応募書類の作り方など
- 担当者は、有資格者や企業の人事労務経験者が中心
- 個別支援は予約制で利用可能。一人ひとりの就活プランをスタッフが一緒に考えてくれる
全国各地のハローワークの求人検索
- 地元企業はもちろん、全国の求人を検索可能
- インターネット上では公開していない求人もある
- 気になる求人があれば、窓口で相談・紹介を受けられる
PCの利用が可能
- 履歴書や職務経歴書など応募書類の作成・印刷
- インターネット閲覧パソコンで、応募先企業のHP閲覧や地図検索が可能
- 適正検査の実施も可能
わかハロで作成した応募書類が完成したら、そのままスタッフに持っていき見てもらうことも可能です。
また、適正検査の内容についても診断結果をプリントアウトして、窓口でアドバイスを受けることもできます。
その他サービス
- 面接会の実施
- セミナーや講座の開催
- 就活クラブなど、仲間と就活に望める企画
- 書籍コーナーの利用
※これらのサービスは、地域によって多少異なる場合があります。
わかものハローワークを利用するメリット&デメリット
「わかハロ」のメリット
・個別支援がありサポートが手厚い
一人ひとりに対して、担当者がついて手厚く対応してくれるのは、わかハロならではの魅力です。求職活動をどう進めたら良いかわからない場合でも、一緒にプランを立ててもらえるのは心強いですね。
・同年代の人たちと話すことができる
わかハロでは、おおむね45歳未満(35歳未満の地域もある)の利用が可能ですが、その中で20代の利用が目立ちます。
セミナーに参加すると、グループワークをする機会もあります。グループワークをすると、自然と周りの話すこともできます。
同年代が多いと話しやすいですし、しかも似たような境遇の人も多いので気負わずに接することができます。
もちろん、30代以上でも参加してらっしゃる方もおられるので、年齢制限に達してなければ気軽に参加可能です!
・カウンセリングサービスで相談できる
求職活動中は、気がふさぎ込んでしまったり、悩むことも多いでしょう。
そんなときに、誰かに話を聞いてもらうと心が少し軽くなるかもしれません。
普通、心理カウンセリングを利用するとお金がかかってきます。しかし、ここでカウンセリングを受けるのは無料なので、話を聞いてもらいたい人は是非利用してみてください。
・セミナーに参加するだけで求職実績になる
失業手当を受給している人は、給付を受けるにあたって求職実績を申請する必要があります。求職活動をしていますという、証明をハローワークに提出するということです。
もちろん転職サイトから応募した履歴でも大丈夫ですが、ハローワークのセミナーだとハローワーク内でのやりとりになるので、申請から承認の流れがスムーズです。
また、求職活動は休憩中だけど、給付が必要な場合はこのセミナーに参加することで、ハローワークに提出可能な求職実績を作ることができます。
「わかハロ」のデメリット
・担当者によって対応の良し悪しがある
この一点くらいで、他にデメリットは特に見当たりません。
担当者によっては、冷たかったり厳しく言われる方もいるかもしれません。相性が合わないといった場合もあるでしょうし、その場合は次回から担当を変えてもらっても良いでしょう。
それにほとんどの職員さんは、来た人のことを考えて親身に対応してくれる方が多いと思います。
また、個人支援は利用せず、セミナーなどを利用するだけでも十分役立ちます。
ただ、全て無料の内容なので大手転職サイトなどのセミナーよりは、少し物足りなく感じることはあるかもしれません。
ですが、無料で何回でも受けらるというのは大きなメリットですので、もしよければ参加するだけでも参加してみてください。
失業・求職中は「わかハロ」をどんどん活用しよう!
通常のハローワークに登録したときに、わかものハローワークの存在を教えてくれるとは限りません(私は教えてもらえませんでした)。
ですが、先ほど言った通り「わかハロ」を利用するデメリットは少なく、むしろメリットの方が多いです。
支援サービスの内容も地域によって異なります。もちろん住んでいる地域以外のわかものハローワークももちろん利用可能です。
若年層に特化した支援機関になっているので、通常のハローワークよりも支援内容がフィットすると感じられると思います。
何より無料なので、使ってみて損はないです。
就職活動中に一人で家で悶々と悩むと、ふさぎ込んでしまうこともあるかもしれません。
私は家で一人でこもっているときに、セミナーに行って同じような境遇の同年代の人と話せるのがうれしかったです。
わかハロにはキャリアカウンセリングサービスもあるので、話を聞いてもらうだけでも良いですね!
求職中の方はぜひ活用してみてください^^